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姿勢を良くすると子供の身長は高くなる?良い姿勢の鍵を握るのはお尻とおへそ

 

 

姿勢を良くしただけで、子供の身長が高くなるとしたら…。

 

「そんな簡単に背が高くなるはずがない!」と思った方、ぜひこのページを読んでいただき、今日から良い姿勢を実践してみてください。

 

姿勢を正すことができたら、きっと驚く結果が待っていますよ!


現代は姿勢の悪い子供が急増中!

 

小学校の授業参観で後ろから子供たちの姿を見たときに、姿勢の悪さに驚いた経験はないでしょうか。

 

授業参観は、親が子供たちの様子を見学に来る日ですから、その日ぐらいは、背筋をピンと伸ばして座っていてもらいたいものです。

 

緊張感が最も高まっている授業参観日でさえ、子供の姿勢が悪いとなると、普段はおそらくもっとひどいのだろうと途方に暮れてしまいます。

 

日本体育大学の研究チームが、全国の小中学校など教育機関の教師を対象に5年ごとに行っている「子どものからだの調査」で、「最近増えていると実感していること」についての調査でも、姿勢が悪い子どもが増えていると実感している教師は多いことが分かりました。

 

最新の2015年の調査では、小学校教師約1000人が回答し、ワースト10は以下のような結果となり、姿勢の悪さはなんとワースト2というひどい状況です。

1.  アレルギー 66.0%
2.  姿勢の悪さ 65.5%
3.  体が硬い 60.4%
4.  すぐ「疲れた」と言う 59.0%
5.  絶えず何かをいじっている 58.1%
6.  授業中、じっとしていない 56.7%
7.  視力が低い 56.1%
8.  自閉傾向 50.4%
9.  首、肩のこり 48.2%
10. 休み明けの体調不良 45.1% 腹痛・頭痛を訴える 45.1%

なぜ、最近では姿勢の悪い子どもが増えているのでしょうか。

 

研究チームは、テレビ、ゲーム、スマートフォンなどを見ている「スクリーンタイム」が増えていることが原因だと指摘しています。

 

お子さんがゲームをするときの姿勢は、画面に前のめりの姿勢になって、猫背になりがちですね。子供が背筋をピンと伸ばしてゲームをする姿は想像できません。

 

 

また、背中やおなかなど体を支えている筋力が低下していることも姿勢を悪くしていると指摘しています。

 

つまり子供たちは、ゲームに時間を取られ外で遊ばなくなる、その結果姿勢が悪くなる、さらには筋力も低下するという悪循環に陥っているのです。

 

子供の姿勢をよくするために、まずはテレビ・テレビゲーム・スマートフォン漬けの生活から抜け出して、スクリーンタイムを上手にコントロールすること。日中はたくさん外で遊んで、体を動かすように仕向けていくことが大切です。

 

姿勢が悪いと身長にも悪影響が…

姿勢が悪いこと自体、褒められることではないですし、肩こりの原因になったり、肺が広がらないので深い呼吸ができず酸素不足で頭がぼーっとしたりするなど、良いことは一つもありません。

 

姿勢の悪さは根本的に直した方がいい問題ですが、子供の身長に関して何らか悪影響を与えるものなのでしょうか。

 

よく、姿勢が悪いと身長が伸びにくくなるのではないかと考えられがちですが、医学的には、姿勢が悪いことと身長の伸びにくさは関係ないとされています。

 

それよりも注意しなければならないのは、姿勢が悪いと“見た目”の身長にかなり悪影響を及ぼしているという点です。

 

子供の身長を伸ばすために、睡眠をしっかり取ったり、栄養バランスを気にしたりと、日頃からいろいろと努力しているのに、姿勢が悪く背中が丸まっていたりすると、背筋をピンと伸ばしているときに比べて、身長を2センチほども低くしてしまっているのです。

 

これでは、子供の身長を伸ばそうと頑張っているお母さんの努力も台無しです。

 

身長の伸びと姿勢は医学的に関係ないなら姿勢のことは気にしなくていいやと思わずに、まずは子供の姿勢を良くすることから始めてみましょう。

 

姿勢を良くするだけで身長が2センチも高くなるわけですし、同じ身長でも姿勢がいい人の方が背が高い印象を与えます。

 

子供の姿勢が良いのかどうかのチェックの仕方

まずは、本当にお子さんの姿勢が良いのかどうかのチェックから始めてみましょう。

 

壁に背中を向ける形で立ちましょう。その時に、頭、背中、お尻、かかとをくっつけて立ってみてください。その姿勢はつらいと感じるでしょうか。

 

もし、この姿勢がつらくなければ合格です。普段から良い姿勢が取れているといえます。「つらい」という感想であれば、残念ながら姿勢が悪いということになります。

 

“良い姿勢”とは人間が本来あるべき自然な立ち姿になっているかどうかです。

 

良い姿勢が取られているときの脊柱は、正面から見るとまっすぐですが、横から見ると首の頚椎は前に向かって、その下にある胸椎は後ろに向かって、さらにその下の腰椎は、また前に向かってゆるやかにカーブしています。

 

 

このように本来のカーブができていれば、立ったときに自然と、頭、背中、お尻、かかとが壁にくっつくのです。

 

子供の良い姿勢は「意識」と「筋力」から

姿勢チェックで残念ながら不合格だったお子さんは、姿勢が良くなるように次の2つのことをやってみましょう。

常に姿勢を意識する

意識するだけ?と思われたかもしれませんが、本人が意識しなければ姿勢はなかなか直りません。頭のてっぺんが、いつも上から引っ張られているようにイメージするとうまくいきます。

 

ただ、親が頭ごなしに「意識しなさい」といっても、子供からしてみれば「なんでやらないといけないの?」となってしまうので、食事やコミュニケーションを取るときに親も姿勢を正しておくことが重要になります。

筋力をつける

冒頭で日本体育大学の研究チームが指摘したように、姿勢の悪い子どもたちには筋力低下がみられます。背筋を伸ばした状態をキープするためには、腹筋と背筋の力が必要ですので、筋力強化のトレーニングを取り入れてみましょう。

 

筋肉をつけることができれば無意識に姿勢が良くなるので、子供にとってはこちらのほうがやりやすいかもしれません。こちらも先ほど同様、最初は親も一緒になってやっていくことが大事です。

 

腹筋のトレーニング法

あおむけになって手を頭の後ろで組み、膝を立てる。頭を床から25cmほど上げて5秒間キープ。ゆっくりと元に戻す。1セット5〜10回。毎日1セット。

 

背筋のトレーニング法

うつぶせになって、両手を腰の後ろで組む。ゆっくりと上体を上げて、3〜5秒間キープ。ゆっくり元に戻す。1セット20回。毎日1セット。

 

立ったときにはお尻とおへそをキュッ

良い姿勢を意識できるようになり、ある程度筋力も付いてきたら、立ったときの正しい姿勢の作り方のポイントを押さえましょう。

 

左右のかかとは軽くくっつけて、逆につま先は少し離して、足でVの字を作る
重心は足の裏を意識する
お尻とおへその下あたりを意識して、キュッと力を入れる
胸を張る
肩の力は抜いて、肩甲骨を後ろにおろす。
あごを引く

最も大切なのは、お尻とおへその下あたりにキュッと力を入れることです。これができていると、自然と胸が前に出るのを感じると思います。

 

座ったときにはお尻を後ろにグイッ

背の高さとは直接、関係はありませんが、座っているときにも正しい姿勢を心掛けることで、常に正しい姿勢をキープできるようになりますから、こちらもぜひマスターしていただきたいと思います。

 

良い姿勢をキープするのは、立っているときより座っているときの方が少々難しいかもしれません。

 

何も考えずに座っているときというのは、人は-足に引っ張られて骨盤が後ろに傾いている状態です。バランスを取るために、その上に続く骨は前傾姿勢を取ろうとするので、どうしても背中が丸くなり猫背のような姿勢になってしまいます。

 

従って、まずは後ろに傾いている骨盤をまっすぐに立てるような座り方をすることが大切です。

 

椅子に座るときに、背もたれに付くぐらいまでお尻を後ろにグイッと引くと骨盤を立てることができます。食事中に姿勢が悪いと「背筋をピンと伸ばしなさい」と注意しがちですが、正しくは「背筋ピン」ではなく「お尻を一番後ろまでグイッと引いて」です。

 

おなかが机に当たるまで椅子を前に引くことも忘れないようにしましょう。

 

勉強も1日やっただけでは身に付かないのと同じで、良い姿勢も毎日意識して習慣化することで身に付きます。

 

学校へ行く準備が完了したら、玄関でピッと立って良い姿勢をしてみる。夕食タイムは良い姿勢で食べてみるなど、姿勢をチェックするタイミングを決めて始めてみましょう。

 

常に良い姿勢をたもち、「見た目身長プラス2センチ」をぜひ達成していただきたいと思います。

 

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